紡ぐ人たち

地域の想いを、紡いでいく

営業本部長 T.H.

100年以上の歴史と豊富な実績を強みに
地域をさらに活性化する建物を提案する

金山工務店が手がける建築は、マンションやオフィスビル、スーパー、倉庫など中高層のビル建築が中心です。街を形づくるモノづくりの仕事ですが、それをお客様に任せてもらえる入口が営業です。
取引先のお客様の多くは、大手から中堅の不動産デベロッパーや賃貸マンションを経営するオーナーの方などです。施主様はひとつの建築に何億円も投資して事業を行われるので、建設会社を選ぶときは金額だけではなく、過去の実績や品質、信頼できるかどうかで選定されています。
当社は100年以上に渡り「高品質で安全かつ快適な空間を創造する」という理念のもと、これまでの営業と現場監督が築いてきた実績と品質の良さが認められ、長年お取引いただいているお客様も多いですし、ご紹介いただく案件も増えています。
営業活動の中で取引先から案件のお話があると、お見積りを作成する前にしっかりとご要望をヒアリングし、営業自ら現地調査を行います。その際に敷地前の道路の広さや敷地の形状、地域の状況を確認し、気になることがあれば工事部と一緒に調査を行ないます。そして、「この地域にはどのような建物がベストなのか」を多角的に分析して建築の価値を高めながら、その地になくてはならない建物を提案します。例えば、軟弱な地盤だった場合の工法や工事中の騒音や振動への配慮など、さまざまなリスクを想定してお客様のご要望に応えることはもちろん、その建物が建つことで地域が活性化し、地域の方から喜ばれるような提案を行えることが当社の強みです。
建設会社の営業というと建物を売るだけというイメージがあるかもしれませんが、ご契約いただいた後もお客様のご要望を聞きながら、社内の要望もいかにお客様に認めていただけるかを調整する役割があります。難しい部分もありますが、調整がうまくいけば、良い仕事ができたとやりがいを感じられますし、今後の信頼につながっていきます。

設計や工事部と力を結集して提案した建物が
その地域のシンボルになる充実感は格別です

どの仕事も心に残っていますが、東梅田の御堂筋線沿いにある狭小地での商業ビルの案件は、特に印象に残っています。敷地の前は御堂筋線、後はお初天神商店街に挟まれた場所だったので、車両の交通量は多く、商店街の人通りも多いため難しい現場でした。さらに、施主様はアールデコ調のヨーロッパテイストをご希望で、特殊なタイルやアールの窓など高価な資材が必要でした。そのため施工にはコストも時間も掛かり、初回のご提案では「こんなにするの?」とご予算からかけ離れたものになっていました。
当然、他社の見積りも高額だったのですが、「もっと価格を押えられないか」というご要望になんとか応えたいと、見た目のグレードを落とさずいかにコストを押えるかを設計や工事部門と何度も検討し、お客様へのご提案や交渉を重ねて、数カ月掛けて受注に至りました。
工事は場所柄、近隣への配慮が絶えず必要なうえ工期もタイトだったのですが、竣工検査では仕上がりも良く、お客様からも大変喜ばれました。
外部足場が取れて建物の全体が見えるとその地域のシンボル的な建物になり、「新しく作品ができた」と感慨深かったですね。また、通行している方が建物の写真を撮っている様子を見ると本当にうれしかったです。
この仕事は、自分が受注した建物が街の一部になる街づくりに携わることができますし、会社を支える重要な役割を担っていると実感できます。
新人の頃は上司や先輩に同行してもらいますが、すでに取引のある企業が中心なので、顔を覚えてもらうことから始まります。人と人とのお付き合いの中で、どのように信頼を重ねていくのか、お客様の立場や我々に何を求めているのかを理解して、先輩がどのように応えているのかを学びながら、当社が大切にしている地域を重視した建物の提案を行えるようになってもらえればと思います。

学生さんへのメッセージ

納得いくまでいろんな業種や会社を調べて
自分に合う会社を自分の感覚で見つけてください

自分がやりがいをもって長く働けそうか、いろんな業種や会社を自分で納得いくまで調べてください。また、会社説明会にも主体的に参加し、自分に合った会社や組織を、情報に惑わされず自分の感覚で判断することが大切だと思います。そして、「何のために仕事をするのか」よく考えてほしいですね。1日2日で答えは出ないと思いますが、将来自分がどんな風になっていきたいか、イメージし続けて就職活動を行うことが大事ではないでしょうか。
会社に入ることはゴールではなく、入社してからどんなことをしていきたいのか、わからないなりに考えてもらえればと思います。働くということは、会社の役に立つこと。ひいてはお取引先様、その先のお客様、そして社会の役に立つことです。それに向けて給与をもらいながら、自ら成長し、既存の技術を伝承し、発展させることだと思います。

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